2024-01-01から1年間の記事一覧

だれも知らない小さな納戸

せんじつ大河ドラマでまひろちゃんが原稿を鋭意推敲してらして、しみじみ感服したのでした。だって手書き、たいへんだもの。ちょっとしたメモでさえ、書いたはしから謎の模様に見えますし、読めるように書こうとすると手がダルい。肉筆ということばにはその…

きみの名は

枇杷の実の色、淡い橙ですし、シャーベットオレンジですが、でも違うんじゃないの、だってみかんじゃない、枇杷よ?とおもって、詩にあたりました。 天地梅雨ともしび色の枇杷抱へ 野澤節子 皿の枇杷つぶらつぶらの灯なりけり 和田芳恵 一人居のともしび色の…

ねこめづる姫君

【前回のあらすじ】小まろは激怒した。必ず、かの藤原の道長を除かなければならぬと決意した。小まろには政治がわからぬ。小まろは、土御門殿のねこである。にゃあと鳴き、倫子と遊んで暮して来た。けれども恋文に対しては、ねこ一倍に敏感であった。 臭し……

望洋

山路を登りながら“東京から名古屋に行くのに、長野通っても静岡通っても名古屋には到着できるから大丈夫ってやつ”(https://twitter.com/nuruuri/status/1754433054125510710) を考えた。当地から名古屋へ行くばあい、神戸と大阪と京都を通る。滋賀も通るがそ…

日が長くなりました

大河ドラマ『光る君へ』、見てます。 ♡第三回までのあらすじ♡ まひろは激怒した。必ず、かの邪知暴虐の道兼を除かなければならぬと決意した。まひろには政治がわからぬ。まひろは、貧乏貴族の姫である。書を読み、歌を詠んで暮らしてきた。けれども三郎に対…

あけました

とうのむかしに明けましたがおめでとうございます。 ほんねんもよろしくお願いします。 さて、年初の気づきといたしましては、わたくし自他ともに認めるほどの音痴ではなく、たとえば「セーラー服と機関銃」を歌おうとする健気が裏目に出ていたのでは?とい…