2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

丑の日

まいとしおもいだされることは、アボカド栽培がもたらす環境破壊を訴え、こんごアボカドを食べないと語っていたひとが国産鰻に舌鼓をうっていたこと。どちらかというとアボカドが食べたいかなあって。じぶんの知らなかったことを知っているからといって博識…

逃げた女たち

観た映画が三本とも、女性がしょうもない男性へのおもいから逃げおおせるおはなしだった。ダニもガミもウェンディも、まったく楽観できない状況だと知っているのに知らないふりをする女たちで、そのケリがつくので、きほん清々しいかった。 ダニの、ふたりの…

stay healthy

スポーツは成功率を競いあうものだ。ファーストサーブもトリプルルッツも一本のパスも、高い確率での達成が勝利を引き寄せる。しかしどれほどの心技体運をもってしても100%はない。だから勝ち目のなさにも興奮できる。逆転劇は勝負の華だ。不利な条件がそろ…

ピンクピン太郎日記

パンダの赤ちゃんのあだな、「ピンクピン太郎」を知らなくて、テレビをあんまし見ないのもいけないなあと悔やまれました。それでつい、居間を通りすがりにテレビを気にしてみると、やはり通りすがりらしきひとが「おうち時間が増えたので」とインタヴュに答え…

あずきバー色

バスに乗り合わせた複数名の女の子たちが似たり寄ったりのキャミワンピをお召しになっていた。制服じゃあないよね。色も、赤茶に白をたっぷり混ぜたような、あれは刑事コロンボのずぼんの色だ。あんな冴えない色が流行るとは、なんて、コロンボを知るものの…

夏が来た

ついに雨があがってしまい、夏は来た。ひさしぶりの夏はやはり暑い。まだ身体に熱がこもっている。このような熱さを抱えると、きまって赤塚不二夫の『平家物語』がおもいだされます。入道死去。「自づから当たる水は焔となつて燃えければ黒煙殿中に満ち満ちて…

ホンサンスだったら悼みたいけれど

キム・ギドクが亡くなったとき、そうおもった。*1 パートナーの信頼を裏切るってことはじゅうぶん暴力的だから、どうなっちゃうのかなって。いまのところ、言及されるさいに冷やかされたり当て擦られたりはしてもボイコットまではされていない。映画祭に招待…

ぽけもん

かわいいピカチュウのかたちをしたグミはかわいく、あたまから尾からと選ぶ余地もなく小さく、小さくともグミであるからよく噛まざるをえず、ピカチュウを噛みしめることの後ろめたさ・甘酸っぱおいしい

トリアージ

すきなスポーツがいくつかあって、オリンピックは観戦機会のひとつ。大きなイベントだから選手個人が人生の試金石として挑むきもちもわかるし、成功を願っている。だからこそ IOCの人命軽視が、同意書まで取る卑劣さが許せない。足元をみるにもほどがある。…

in Wonderland

"Oh, 'tis love, 'tis love, that makes the world go round!"

あした考えよう

ご意見番がいうことには衣類のがらゆきについてわたくしの語る、ゴミカス散りばめたっぽいかわいいのとか、どこぞの壁紙みたくシックとか、なんか、いいかた~!と、おもっていたとのことで、でもこないだのワンピまじ壁紙みたいでかわいいかったワとおっさ…