逃げた女たち

観た映画が三本とも、女性がしょうもない男性へのおもいから逃げおおせるおはなしだった。ダニもガミもウェンディも、まったく楽観できない状況だと知っているのに知らないふりをする女たちで、そのケリがつくので、きほん清々しいかった。
ダニの、ふたりの関係を終わらせないための足腰の強さ、反射神経、すごい。パなくて、たしかに世界を救える。そのほうが有意義だけれど貧乏臭いというか、スカーレット・オハラばりに無駄な恋をしてほしい。ガミは物理的には去ってはみたが終われなかったのね。もしかしたら、かれのきもちを問い質していれば、あるいはっていう。追いかけてこないから見せつけることもできない結婚生活。後ろ髪をひかれるって、掴まれたさが錯覚させるのかも。ウェンディはというとバットや包丁を振り回さねばならず。手強かったねえ…まいとしスクリーンで観たい。
みんな、どちらかというとタフとおもう。あのような不安定な感情と長期間、耐え難いよ。さっさと燃やそう、埋めよう…と、なんどかおもいました。
 
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