【前回のあらすじ】小まろは激怒した。必ず、かの藤原の道長を除かなければならぬと決意した。小まろには政治がわからぬ。小まろは、土御門殿のねこである。にゃあと鳴き、倫子と遊んで暮して来た。けれども恋文に対しては、ねこ一倍に敏感であった。 臭し……
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