全治一週間

足を打撲したので湿布をし、インターネットのいうように固定した。包帯の代わりに手拭いをあて、そのうえをガムテを巻いてみるとずいぶんと楽になったような気がしたのだけれど、痛みは夜がふけるにつれ激しさを増した。
使用期限が10年前の湿布だからか、テーピングに致命的なミスがあるのか、打撲の標準的な経過なのか。まさかヒビが?骨折とか?そこまで痛くは?いや、めっちゃ痛いが?骨を折ったときないし?とはいえ救急車は違うし、老親は、あいつら、水を頼めばコカ・コーラを、粥を頼めばニンニク卵黄を用意してくださるので関わらせてはいけない。お盆をひっくり返すなどの二次災害に見舞われる可能性も高いよね。転倒でもされたら地獄である。考えてみればわたしでよかったなあ。わたしだって一人暮らしなら薬箱に湿布さえ見つからなかったろうし、痛み止めの持ち合わせがないていどには元気なわけで。よかったね!
やがて激痛は眠みにねじ伏せられ、目覚めてみれば嘘のように落ち着いていた。まだ痛みは残ってはいるので、歩き方や立ち方にクセがつかないよう気を付けようとおもう。