DIAすぐやる課

イコライザー THE FINAL』("The equalizer 3"(2023年 アントワーン・フークア監督 リチャード・ウェンク脚本))を観ました。米国防情報局元特殊工作員ロバート・マッコールさんのハートウォーミング隣人愛ムービーもついに最終局、ときどき気絶しながら楽しみました。まだ高校生くらいだったら尾道にでも繰り出し、狭い路地をのぼったりくだったりして膝ゆわしとったことでしょう。あぶなかった。

The equalizer 3より。CIA捜査官のエマ。

さて、エマ。ちょっとクラリススターリングみ。若く賢く勇敢で美しいブロンドの女性ってだけではなく、収監先を訪れて情報提供を求める短いシーンに。あら、羊オマージュ?と、おもいきや「取引はしない」と告げるので可笑しかったです。それから、はだしで割れたガラスを踏むくだりにはダイハードがおもいだされもしました。このたびのカウボーイはぶじでなによりだなあって。それでふと、本作、マカロニウエスタンなのかなと。だから敢えてR15+なのかも。ロベルトが“転んだ”原因もいわゆるカウボーイコードに照らせば強さと高潔を示すものですよね。用心棒たちが町を去ってゆく結末になっとくしかねた子供心を満たす happily ever after、すてきファイナルでした。

The equalizer 3より。お医者のエンゾ。
ナイスチョッキ♡

ぜんぜんよだんになりますが最初の悪い男の衣装、よかった。IMAX映えするリネンのシャツ。誰がアイロンあててるの。クリーニングか。それから終盤のミートボールスパゲッティ。激マブ。誰に作らせたの。だいぶ遅い時間にあんなめんどくさい料理をよ~!あと、蓋を開けてみればひとの年金でおしゃれめさるな~!ていう、やあね、くまなく悪でやんの。