バスはゆっくりゆっくりと蛇行した。窓のすぐ下に見えるおうちの玄関先にはチワワズが転がっていた。ふたごかしら、クリーム色と薄茶色。お顔をおひさまのほうにもたげ、まぶしそうに目を細めていた。にこ毛が風に揺れていた。五月はいいね。
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