どうぶつ

熊不蟄穴

Happy Decembear! pic.twitter.com/BXmGbvwl91— Oregon Zoo (@OregonZoo) December 1, 2022

ヴィクトリア朝の犬

紅茶が飲みごろになるのを待つあいだ、ケーキのゆらいをぐぐり、ヴィクトリア女王の愛犬を調べ、ポメラニアンと知り、わたくしの人生でゆきあった、少なくはない数の、いっぴきたりともフレンドリーだったためしのないポメ太郎たちをおもった。 ヴィクトリア…

山道を

バスはゆっくりゆっくりと蛇行した。窓のすぐ下に見えるおうちの玄関先にはチワワズが転がっていた。ふたごかしら、クリーム色と薄茶色。お顔をおひさまのほうにもたげ、まぶしそうに目を細めていた。にこ毛が風に揺れていた。五月はいいね。

いとし犬・かしこ犬

むこうから元気いっぱいに駆けて来た小さいプードルドッグちゃんが目の前で力強く旋回し、崖を見あげた。つられて見あげると塀のあいだから白柴さんがひょいと顔をのぞけました。二匹、なかよしだそうで、ただただ見つめあっていた。

入れ替わりトリック

この冷えこみにポメラニアンポメ太郎の窓も閉じられた。その磨りガラスにシルエットが浮かびあがり、懐かしいようなきもちが湧くも、その尾は長い。どうやら、ねこちゃん。かわいい!!

窓辺の君

冷房の季節もすぎ、通りすがりの家にお住まいのポメラニアンから激しく声かけされる日々が戻ってまいりました。ポメ太郎、あいさつしても知らんぷりしても、ワンたら犬語を試みてみても激しく捲し立ててくるばかり。耳がつらい。だが犬はかわいい。ほんじつ…

白猫が前を

進行方向をしろいねこが横切り、そのまま車道へと出てゆくのが見えた。むこう側に渡りたいのだろう。たいへんなゆっくりで、ノロノロどころか、ノロ…ノロ…くらいのスピードだったのでハラハラした。さいわい車の影はなく、見通しはよく、いざとなったら止め…