窓辺の君

冷房の季節もすぎ、通りすがりの家にお住まいのポメラニアンから激しく声かけされる日々が戻ってまいりました。ポメ太郎、あいさつしても知らんぷりしても、ワンたら犬語を試みてみても激しく捲し立ててくるばかり。耳がつらい。だが犬はかわいい。ほんじつはなんだかしみじみとクラクラしてしまい、ほんと、かわいい…と、脳内だだ漏れてしまった。ところがそのひとことに スンッとお黙りあそばしたのです。犬心、まじわからん。