ちむちむどん

『ちむどんどん』、うちでの愛称はちむちむどん。ご近所のおばあきぶんで楽しんでいる。これからどうなっちゃうのかな。あの儚くもイカれたバブル景気が待ち受けてるわけで、いっちょうまえの料理人になっているだろう暢子はイタ飯ブームとどのように対峙するのか。しないかもなあ。イタリア料理界史ドラマじゃないし。*1 遠く海のむこうからやって来た料理を暢子に準えつつ、フォンターナに六本木キャンティを、大城オーナーのキャリアに片岡護シェフを彷彿とさせるの、すでにチャンプルーなかんじ。*2

部返しを夢見るにーにー

初めて覚えた沖縄ことばは「ちむぐりさ」で、子供のころに灰谷健次郎の『太陽の子』を読んで知ったのでした。ふうちゃんのお父さんやキヨシくんのお姉さんのことを考えると、いまも悲しい。なので優子さんの戦争体験はとくに明かされなくても。察しがつくというか、とくに幼さに甘いかんじ、やばそうとしか。仲間由紀恵も、なんていうか、乗ってるし。黒島結菜は「じゃりン子チエ 青雲篇」をぜひです。

じゃりン子ちむどんどん

*1:とはいえ朝ドラは女性映画ならぬ女性ドラマだと認識したのは『半分、青い』で鈴愛ちゃんの慟哭を見たとき。ずっともっとまんがを描いてくれよと。ごめんね。それはそれとして秋風羽織を井川遥で見たかったので原田美枝子を師と仰ぐ本作、感無量である。

*2:追記:白身魚カルパッチョなんて落合シェフでしかない…やっぱりオマージュか。暢子の修行、オーナーの指導も室井シェフのめざすところだし、時系列をかける少女なのね。矢作姓は山形に多いそうなので奥田シェフかも。みなさん夢中の間違い探しはサイゼリヤリスペクトかな☆