あけました


目出度さもちう位也おらが春 小林一茶

“ちう位”は信濃の方言で、あやふや、いい加減、どっちつかず、という意味とのこと。そりゃそうよとおもいます。この寒さのなか、おめでたいようなきもちが自然とわきあがってこようはずがありません。じぶんでくふうする必要がある。でもお正月のばあい、めでたくあろうとするひとびとの雰囲気に押され、なんもせんでも not bad くらいにはなるはず。一茶、ひとりぽっちだったのかな。すずめと遊んでらっしゃいな。